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映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」感想ネタバレ注意! [映画]

映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」感想ネタバレ注意!

映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の
(福士蒼汰、小松菜奈主演)

感想ネタバレを紹介しています。


映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」ですが、
(福士蒼汰、小松菜奈主演)


感想をひとことで言うと、切ない!切なすぎ!


もうシチュエーションだけで泣けます!


まず、小松菜奈、福士蒼汰ファンであれば絶対見るべき。


わたくしは、小松菜奈ちゃんの大ファンなので、


迷いなく観に行きましたが


観て大正解!(嬉)


小松菜奈ちゃんの美しさ・・・何度見とれたことか。


相変わらず透き通るような白い肌!きらきらな瞳!


あんな顔に生まれてたら・・・とか思ったり(笑)


福士蒼汰くんもやはり安定的にかっこよかった!

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映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」あらすじ※ネタバレあり注意!


福士蒼汰演じる南山高寿(みなみやま たかとし)、小松菜奈演じる福寿愛美(ふくじゅ えみ)。


ほぼこの二人のシーンで物語は進みます。


物語の舞台は京都。


電車の中、高寿はある女性に目が止まる。


窓際に立ち、本を読んでいる女性。それが福寿愛美。


高寿は愛美に一目惚れをしてしまう。


電車を降りたあと、高寿は愛美を追いかけ呼び止める。


一目惚れをしたことを告げ、メアドを訊きます。


しかし、愛美の答えは、なんと「携帯を持っていない」


体よく断られたと思った高寿はがっくりして去ろうとします。


悟った愛美は、「ちょっと待ってください!」と高寿を呼び止める。


「ほんとに携帯持っていないんです!」と言う愛美。


二人はその後連絡先は交換できないままだが、


高寿の「明日また会える?」の問いに、


愛美は「会える」と自信たっぷりに言う。


そして、なぜか、涙を流している愛美。


不思議に思いながらも、自分の想いが通じたことを喜ぶ高寿。


次の日、美大に通う高寿は、動物園でキリンのスケッチをしている。


なんと、そこに現れた愛美。


「(キリンの絵は)教室に貼り出されるやつだ」と、


意味不明なことを言う愛美。


愛美の提案で二人はそのあと、高寿のお気に入りという池に向かう。


5歳のころ、この池で溺れて死にかけたことを告白する高寿。


たまたま通りがかった女性が助けてくれたんだと。


その話を物憂げな表情で聞く愛美。


その夜、高寿は、愛美に「付き合ってください」と告白。


同意しながらも、なぜかここでも涙を流す愛美。


「かなり涙もろい」と愛美は自分でも告白する。


高寿と愛美は晴れて恋人同士になるが、


高寿の気がかりは、愛美がすぐ泣くこと。


はじめて手をつないだとき。初めての夜のとき。


もうひとつ高寿が不思議に思ったのが、


愛美の予知能力とも言うべき発言。


キリンの絵が教室に張り出されることを


事前に知っていた愛美。


高寿の実家のカレーの隠し味がチョコレートだと


いうことも知っている愛美。


不審におもいながらも、高寿は愛美にどんどん惹かれていき、


もはや離れがたい存在に。


毎日のようにデートを重ねる高寿と愛美。


ある日、高寿は自分の部屋に愛美が忘れていったノートをみつけてしまう。


中身を見ると、なぜか、未来の日付で書かれた日記。


「なんで未来なんだ・・・?」不思議に思う高寿。


もっと奇妙なのが、次のような記述。


「高寿30日目(私の1日目)」

「高寿29日目(私の2日目)」


どういうことだ・・・と考えを巡らせる高寿の携帯が鳴り、


出ると公衆電話から電話してきた愛美だった。


「あなたに隠していることがある。全部話すから明日教室で待ってる。


あの箱を持ってきて」と愛美は言う。


「あの箱」とは、高寿が溺れて死にかけた5歳のときに、


助けてくれて女性がその後現れて、次にあう日まで持ってて、と託された箱のこと。


次の朝、教室で待っていた愛美は驚くべき告白をする。


自分はまったく別の世界から来た人間だということ。


高寿の明日=愛美の昨日


時間軸が逆の世界から来たというのだ。


二人は5年に一回、30日しか巡り合わないということ。


今回も二人が20歳で出会い、過ごせるのはわずか30日。


次に会えるのは5年後。高寿25歳、愛美15歳。


なんと、溺れて死にかけた5歳の高寿を助けてくれたのは、


35歳の愛美だったのだ。


一方、5歳の愛美が祭りの爆発事故に巻き込まれそうになったとき、


助けた男は35歳の高寿。


あまりの現実離れした告白に混乱する高寿に、


愛美は、あの箱を出すように言う。


鍵がかけられていた箱だが、愛美は鍵を取り出し、箱を開ける。


そこに入っていたのは1枚の写真。


なんと、高寿と愛美、高寿の両親4人が、高寿の実家で撮った写真。


高寿の未来=愛美の過去 それを証明する決定的なものだった。


愕然とする高寿。


高寿はそれからも愛美とデートをするが、


高寿の中では大きな何かが失われていた。


以前愛美と過ごした幸福感はもはや味わえない。


なぜなら、こうして過ごしている時間は愛美にとっては過去の出来事。


まさしく、「ぼくは明日、昨日きみとデートする」訳です。


愛美は過去ですでに体験した出来事をただなぞっているだけ。


虚しさに耐え切れなくなった高寿は、


「辛い・・・」と言って愛美から去ってしまう。

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失意に打ちひしがれていた高寿を見て、


親友の上山(東出昌大)が、


「喧嘩でもしたか?」と声をかけると、


高寿は、「すれ違いで・・・」


上山は、夜空の月を見上げて、高寿にこう言う。


「地球と月は決して交わることない。お前たちは会えるだけいいじゃないか」


夜の帰り道、高寿は思う。そういえば、愛美はいつも泣いていた、


初めて手を繋いだ時、初めて呼び捨てで名前を読んだとき・・・


そしてハッと気付く。


そうか!あれは、愛美にとって最後の出来事だったんだ!


高寿にとって初めて手を繋いだ=愛美にとって最後に手を繋いだ


だから愛美はいつも泣いていたのか!


愛美の胸に秘めた苦しい想いに気付いた高寿は、自分のアパートに向かい走り出す。


バッテリーが切れていた携帯を急いで充電し、愛美に電話する。


「(愛美にとっての)明日、自分はひどいことを愛美にする。でも・・・乗り越えたから!」


愛美への深い愛情を取り戻した高寿。


30日間しか過ごせない二人。


残りの日々を大切に過ごす高寿と愛美。


写真にあったように、高寿は愛美を実家の両親に会わせる。


帰りのバスの中、愛美は、「素敵なご家族ね」と。


ついに高寿は、我慢してきた想いや胸につかえた気持ちを爆発させてしまう。


「なんで愛美とは家族になれないんだろう・・・」


泣き崩れる高寿。


「ごめんね・・・」と謝る愛美。


そして迎える30日目・・・二人の結末は・・・


感想&まとめ


ここまで書いていて、思い出し泣きをしてしまいました(笑)


映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」を観る前は、


このタイトルからして、予告編を見てからも、


SFファンタジーを絡めた純愛もの。


そんなくらいのイメージをもって映画に臨みましたが、


浅はかな考えでしたね(笑)


もっともっと深い意味があった訳です。


ところで、映画の中盤、愛美の告白を聞いた辺りから、


わたくしは当初戸惑いました。


愛美が時間軸が逆の世界から来た、その設定はとりあえず理解できけど、


高寿の未来が愛美の過去・・・


え?どういうこと?


最初難しく感じました。


おそらく観た人は皆さん、頭をフル回転しながら


観ていたと確信してます(笑)


でも、ストーリーを追っていくとだんだん理解できます。


それに、最後は、愛美の時間軸で展開していくストーリーが


用意されてますから安心してください(笑)


それにしても、冒頭にも書きましたが、


映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」は、


ひとことでいうと、とにかく切ない映画です。


だって、シチュエーションからまず切ないでしょ?


高寿の未来が、愛美の過去。


考えてみましたが、高寿も辛いでしょうが、


愛美の方が断然悲しい立場ですよね。


だって、二人の悲しい結末を知った上で高寿と会い、


いわば台本通り演じている訳ですから。


それでも愛美は、「それでも楽しい」というようなことを言ってましたね。


高寿の30日目=愛美の1日目。


愛美にとっては初対面の相手である高寿。


高寿にとっては恋人である愛美。


愛美の戸惑いは大きかったでしょう。


だって初対面の相手が恋人なのだから。


そこから段々と、


恋人→友達→見知らぬ他人


関係性が薄くなる過程を愛美は経験するわけです。


く~切ない。


小松菜奈ちゃんは、愛美という難役に、すごく悩みながら


役作りをしたらしいですが、


愛美役は、小松菜奈ちゃんしかありえない!


わたくしはそう断言します。


あと、この映画でわたくしが思ったこと。


それは、「大事な人と過ごせる幸せ」ということです。


高寿と愛美は愛し合っていながらも、


5年に1回、30日しか会えない。


それも、恋人同士で会えるのは、


実質には、お互い20歳の30日間だけです。


それと比べると、わたしたちが過ごすこの世界で出会った者同士は、


大事な人をずっと一緒にいられる。


これってめちゃ幸せなことですよね~


時に喧嘩したり、一緒にいてうざいと思うときもあっても、


会えないよりはいいです。


決してきれいごとじゃなく(笑)


映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」を観て


そんなことを感じました。


映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」は、


純粋に恋愛エンターテイメント作品として楽しめる映画です。


切なくて泣ける映画を探している方には特におすすめです(笑)


今回感想以上にネタバレも書いちゃいましたが、


ストーリーが分かったうえでも十分楽しめると思います。


わたくしももう一回観に行くつもりですから(笑)


福士蒼汰くんと小松菜奈ちゃんの切ない演技。。。


ぜひ映画館で観ていただきたいです!


以上、「映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」感想ネタバレ注意!」でした。


今回も最後までお読み頂きありがとうございました!


それでは失礼いたします!

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